インタビュー 事業創造イノベーションコース

キンコーズ・ジャパン 渡辺 浩基 氏インタビュー

JMIビジネス・イノベーションコースの卒業生である、キンコーズ・ジャパン株式会社 取締役 渡辺浩基さんに、コースについて語っていただきました。
日本能率協会の鈴木雄馬がインタビューします。(以下敬称略)

長期コースで学ぶメリットとは?

渡辺
当時の社長から研修前に聞かされていたのは、講師陣が凄いということそして、同じ年代で違う会社の方と、長期にわたって切磋琢磨できるコースだということでした。

鈴木
なるほど。

渡辺
日常業務との調整が大変になるが行ってみたらどう?ということで、結構軽いノリで、参加を決めたことを記憶しています。

鈴木
日常業務から離れてというのは、確かにこのコースのポイントの1つだと思います。
日常業務の延長線上では、なかなか思考の飛躍などは難しいところがあると思いますしね。

渡辺
毎回発見がある、本当に面白い研修だったと思います。

鈴木
9ヶ月間で10回です。

渡辺
今でも受講した内容はかなり覚えている方だと思います。

研修の流れはイメージ的に、大分類、中分類、小分類みたいな感じで。

このコースは、全部受けて初めてその順番の意味に改めて気づかされるというようなものだったと思います。
そこが改めて思い直しても、凄く良かったです。

グローバル視点では、私の非常に弱い部分をグローバルにビジネスをしているメンバーから、彼らの視点や経験から刺激を受けたということが大変大きかったと思います。

フレームワークも学びましたが、それを深掘りするのが目的ではなくて、経営者視点で考える癖をつけるコースだったように思います。

その意味で、自分にとてもフィットする内容だったと思っています。

鈴木
フレームワークなんかは、あくまでもツールなので。

結局それを活用して、どういう変革を起こしてくかとか、どんなビジネスを立ち上げるかというのはリーダーシップの問題になってくると思います。

その辺はこの9ヶ月かけて我々としても訴えたかった部分でもあります。

実際に渡辺さんは、ビジネスモデル・キャンパスを使って戦略を立てていると伺いました。

渡辺
あれはとても使いやすく、且つ理解されやすいので良かったです。

部門長3年目の転機とは?

鈴木
渡辺さん自身が、参加されるタイミングで悩みや課題、もしくはご自身の成長にあたって、もっと伸ばしたいと思っていた点などがあれば教えてください。

渡辺
そうですね。
このコースに参加したのは、部門長になって3年目に入ったあたりでした。

様々な経営の本は読んでいましたけど、どれが自分にフィットするか分からず、いろんな意味で確信が持てていない時期でしたね。

そういう意味で、自分への後押しをしてもらう機会だったなと振り返って思います。
良いきっかけやヒントを都度もらうことができました。

鈴木
確かに渡辺さんは、講師の方の情報をご存知でしたね。
どういう背景の方だとか、ご専門についてなど良く知っている方だなと思っていました。

ご自身で書籍を読まれたことがあって、それを確かめる、そうした視点で受けていたところもありましたか。

渡辺
本は割と読んでいるほうでした。

ただ、研修を受ける中で自分の弱い部分も再認識する機会がありました。

例えば、書く、話すができても、カタチにするのは苦手とか。

鈴木
確かにアイディアはポンポン出てきますよね。

渡辺
そうそう、アイディアはポンポン出るので。

それでいて、意外と完成イメージも高いからか、「ああもうダメだ。もう時間ない。やーめた」とかで、頭の中だけで実験しないで終わらせてしまう。

サービスイノベーションも、我が社に1番必要なことなのだけれども、そこに対して最も携わらなくちゃいけない我々がそこの知識をあまり得ていなかったということも、大きな衝撃でした。

即断即決タイプからの変化とは?

鈴木
この研修の中では、記憶に残る講師の言葉ですとか、気づきみたいなものがあったと思うんですけれども、自社での実践という点で、何か意識されているところはありますか?

渡辺
すぐに自身の変化が感じられる研修ではなくて、後からジワジワ効いてくる研修だったと思っています。

全体的な視野が広がったというのは実感しています。
それが経営者の視点になっているかを今模索していますが。

もう1点は、自分は即断即決のタイプでしたが、少し間を置いてからもう1度考えてみようというのが出てきました。
恐らく今回の研修での学びが活かされているのだと思います。

即断即決もある面では良いのですが、講師の方が仰っていたことの中に、経営者は限られた判断材料の中での決断とタイミングが重要というお話がありました。

内容に応じて時期を見て決断する、用は「寝かせておく」というものがあっても良いのではないと思えるようになりました。

何かと何かを繋げて決断するということもあるので、タイミングがやはり重要です。
そこは多分1番変わったところだと思います。

今までは3時間以上考えることは、頭の中で処分していました(笑)

鈴木
先ほど西條社長にお話しいただいたことと近いかもしれないですね。

目線が上がったというお話もされていましたし。
人の話をよく聞くようになったということも仰っていました。

ひょっとしたら即断即決タイプから少し間を置いて考えるようになったというところと繋がっているのかもしれないですね。

渡辺
我慢するようになったかもしれません。

自分が話してしまうところを敢えて・・・というところが多くなりました。

基本的に私、しゃべり好きじゃないですか?

鈴木
わかりますよ(笑)

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