事業創造・イノベーションコースのご案内
当コースの全体像
当コースでは「イノベーターリーダーとして自社の事業の拡大の核となる人材育成」を目標としています。企業の核となるイノベーターリーダーになるために以下の3つの要素を掛け合わせ、知識習得はもちろんのこと実践できるリーダーの育成を目指したコースです。
重視している1つのコンセプトとして、イノベーションはセンスと言われるが故、研修終了後に職場で発揮できる力が必要となります。
そのため、事業創造イノベーションコースでは、センスに左右されず誰でもイノベーションを発揮できる構造的設計としています。
イノベーションを起すためには、まずイノベーションの源泉を認知することです。イノベーションの源泉は3つに大別されます。
【イノベーションの源泉】
①顧客の潜在ニーズの発掘
②自社既存リソースの市場性転換
③テクノロジーの進展による環境変化予測
この3つの源泉は洞察がポイントとなっており、そのブラッシュアップを講義と演習で開眼いただきます。
イノベーションの源泉を事業化に向けて形にしていくためには以下の④⑤が有効です。
【事業の形式化】
④ビジネスモデルキャンバス
⑤リーンスタートアップ
ビジネスモデルキャンパスは事業の流れや事業化のためのデザインを行うフレームワークです。
これを基本+応用+実践と3段階で体得いただきます。
また、目に見えるフレームワークや手順が存在しているため、ブラッシュアップはある程度やり易いものと考えます。
【マインドチェンジ】
⑥イノベーションリーダーとしての覚悟
⑦視点の変化
このコースのミッションは「イノベーターリーダーとして自社の事業の拡大の核となる人材育成」としていることもあり、①~⑦の中でもこの⑥が特に重視しているテーマです。
イノベーターとしての覚悟は「自己肯定感(できる)+意義(イノベーションの意義、必要性)」で成り立っていると考え、それらを高める実践や対話について各単位を通じて刺激を受けることができます。
当コースは単なるスキルだけでなくイノベーションを実践できる人材育成を目指し、過去の育成経験からイノベーターリーダーになるための構造を研究し設計しています。
それ故センスに左右されることなく誰でもイノベーターとして活躍できる人材を育成するプログラムです。
受講者の声
- 顧客目線での本当の価値提供する必要性を凄く学んだ。
- イノベーションに対する考え方、実際に実行するための手段などを、具体的に学ぶことができ非常に有意義であった。
- 社内などで大いに活用し、社会課題を解決するためイノベーションを起こしていく覚悟ができた。
- 7ヶ月の間、普段の業務ではなかなか接することのできない他業種の方とチームを組み、1つのことに取り組み、アウトプットを出すということが有意義だった。
- 社内をより良い企業にするために早速社長に提案をしていく。
- 世の中の多くのことに気付くようになり、それが将来のどういった兆しかを考えるようになった(視野が広がった)。
【コースの一部紹介】 第3単位 デザイン思考
今回は当コースの第3単位「デザイン思考」についてご紹介させていただきます。
デザイン思考はシリコンバレーにあるIDEO社がスタンフォード大学と一緒に開発したイノベーション手法の一つです。最近はイノベーション研修=デザイン思考と認識されるほどメジャーになっている研修プログラムです。
それを元IDEOのコンサルタントが講師となり観察-本質-視野拡大-商品化のプロセスを体感いただきます。
写真は世の中の変化の兆しを写真としておさめグループ化した作品です。
そこからコンセプトを各自設計し商品化(見える化)していきます。商品化したものが下記の写真です。
変化やニーズの本質を掴みそれを商品として落とし込むプロセスを通じて視点、視座の拡大と本質を見抜く力、そしてニーズを商品化する力を養っていきます。