たった半年間のまたとない経験が、選ばれた8名の参加者に
いかにして、次世代リーダーとしての覚悟をもたらしたか?

記録的猛暑に日本列島が見舞われた2018年夏。そんな日本から東南アジアのマレーシアに降り立った8名のメンバー。

8名は全く異なる会社から、ある一つの目的のためだけにマレーシアまで足を運びました。彼らの目的は、つい先日、首相の座に返り咲いたマハティール・ビン・モハマド氏への表敬訪問。

やり手のビジネスパーソンである彼らも少し緊張した面持ちで、通された応接室で今か今かと首相の到着を待っています。

そして、ついにドアが開かれ、マハティール首相との対面と相成りました。

マハティール首相は、一団を快く受け入れてくれました。そしてそこから首相との対話が始まるのです…。

なぜ彼らは、時の人であるマハティール首相を訪問することができたのでしょうか?そして、そこから彼らは何を学んだのでしょうか?

全ての始まり

そもそも、彼らと世界中から注目を浴びるマハティール首相との面談が実現したのは、彼らが、「アジア共進化リーダーズフォーラム」という名の、半年間のフォーラムに参加したメンバーだからです。

この長期に及ぶフォーラムでは、私たち日本が、“アジアにおける課題先進国”として、自らの社会・経済の発展・課題解決の為には、アジア各国とともに「次の豊かさ」を創造することは避けては通れないと考え、真正面から課題に向き合います。

そして、そこで培った「今後の日本・ASEANの連携策、課題解決案の構想力」「次世代リーダー同士の相互研鑽と国内外の人脈形成」「アジア、世界の動きを踏まえた将来視点・複眼視点の獲得」こそが、我々日本企業自身のイノベーションを促進することにもなり、向こう10年の産業界の発展基盤となることこそが、この長期コースの狙いです。

このコースには、既に3期開催され、以下のような企業の次世代リーダーにご参加いただいております。

IHI、旭化成、SCSK、ウイングアーク1st、サントリー、JNC、新日鉄住金ソリューションズ、ダイキン工業、竹中工務店、東京地下鉄、TOTO、戸田建設、日本通運、日本ハム、富士電機、フジタ、フジマック、三井住友銀行、三菱商事、ヤマトホールディングス、リコー、良品計画

なぜ、こちらのような日本を代表する企業の次世代リーダーがこぞって参加するのでしょうか?

このコースを、他とは違ったものにしている重要な要素

この「アジア共・進化リーダーズフォーラム」では、向こう10年の産業界の発展基盤となる次世代のリーダーを育成するために、よくあるコースのように、主催側が設定したゴールに向かっていくのではなく、参加者が自分たちで課題を設定して、どう解決するかを考えられるようになっています

今回は、事前のアンケートで特に多かった、マレーシアとフィリピンにおいて、その中でも昨今非常に注目の高まっている「SDGs」(持続可能な開発目標)のゴールに向かっている組織を訪問しました。

そして、2018年6月の第1単位、7月の第2単位の講座で、日本国内でマレーシアとフィリピンそれぞれの社会課題について学んだ上で、実際に9月の海外セッションで、マレーシア・フィリピンで上述の活動を行っている現地企業、政府機関等へ直接向かいました。

参加者のメンバーは、現地の商工会議所や投資促進を担う政府機関をはじめ、現地の自動車メーカーや、食品メーカーにも赴き、机上で学んだことを確かめたり、そのギャップに驚きつつ、互いに交流することで自らの学びをより深いものにしていきました。

そして、ついにマレーシアのマハティール首相に表敬訪問をする番になりました。このフォーラムにて研究を進めている日本・ASEANの将来の価値創造の具体策「共・進化策」の検討状況について、同首相に報告するとともに、現在、マレーシアが抱える課題や、日本の産業界に期待すること等について、ディスカッションを行いました。それは一方的に報告するだけではなく、まさにディスカッションとなり、現地の状況を首相から教えてもらいながらも、首相も積極的に、現地の方だからこそ感じているマレーシアの抱えている課題についてお話しされていました。そして約束の時間はあっという間に過ぎ去っていきました。

マレーシア渡航後、さらにフィリピンを訪問し、フィリピン共和国貿易産業省バルバ副大臣に面会し、さらに在日フィリピン大使館、現地の貿易産業省、また企業の役員等、数十名とともに議論し、フィリピンの経済、投資、農業、IT等について説明を受けました。その問題に対してどのような取り組みができるかについても意見交換しました。

副大臣からは、「フィリピン共和国を訪問していただいて光栄です。今回のセッションを通じていろいろな情報が皆さんの勉強に繋がることを願っています。皆さんがそれぞれの会社に戻って、各企業のエクゼクティブになってフィリピン共和国に戻ってきて欲しいと思います。」という力強いお言葉をいただきました。

参加されたからこそ分かること:感想より

このようなまたとない機会を得た参加者のメンバーからは、

  • 普段の業務とはまた違う切り口で日本とアジアの発展について考えるきっかけとなり、自分自身の視野が広がった。
  • 業務では関わりのない異業種の方と交流することができ、会社の枠を超えたつながりを持つことができた。
  • 発表資料作成を通じてチームメンバーと協力、切磋琢磨することで、通常業務において得られない刺激を得られた。
  • 渡航経験のない国に訪問し、このプログラムでないと会えないような人たちと交流することができ、大いに見聞を広めることができたと感じている。
  • 今回、プレゼンテーションで社会課題を扱う中で、自社の事業の社会貢献を見つめ直し、自らの業務とのつながりを考える良いきっかけとなった。

と、社内にいるだけでは決して得られない貴重な人脈と視野の広さを手にできたという声が出ています。

特に、実際に当該国に進出している企業のメンバーにとっては、

  • 自身は海外事業に関わるようになったばかりで、ASEAN諸国への渡航経験も無かったことから、本フォーラムを通じて、当社事業の進出国の現状を見聞きすることができたことも有意義だった。

まさに今の業務と関係のある知見を得、座学の研修だけでは決して得られないものを得られたでしょう。

これまでの枠にとどまらない人材育成をご希望の企業に

現在、企業の眼の前に広がる課題というのは、従来の考え方や枠組みでは解決できない課題ばかりです。
「イノベーション」と、イノベーションを担う人材育成、経済のグローバル化、それに伴う未知の問題の発生、環境問題への取り組み、価値観の多様化、それを許容する環境作り、等…。
あまりにも多くの課題が山積しています。しかしながら、企業のリーダーは、それら問題に対処することが求められています。

豪華客船のタイタニック号が、氷山の存在の警告があったにも関わらず、それを無視し、沈没したのはその事故、またその事故を元にして制作された映画によってあまりにも有名ですが、そのタイタニック号に瓜二つの姉妹船:オリンピック号が、第一次世界大戦中に敵国ドイツの潜水艦:Uボートからの雷撃を回避し、むしろ体当たりで沈み返した事実はあまりに知られていません。

見えていた問題を無視し沈没したことで有名になった船と、無名ではあるが、勇猛果敢に問題に体当たりをし生き残り活躍した船。
どちらになるべきかは言うまでもありません。

もし貴社が、これまでの枠にとどまらない、グローバル環境で起こり得る未知の問題に対して、自ら課題を設定し、その解決に取り組む次世代のリーダーの育成にご興味があれば、ぜひ「アジア共・進化リーダーズフォーラム」への貴社人材の派遣をご検討ください。

これからの貴社を背負う人材にとって、この半年間は大きな成長の機会となるはずです。

教育・研修に関するご相談・ご質問などお気軽にお問合わせください!

ページの
先頭へ