各企業の次期幹部候補生がプロの経営者・ビジネスリーダーの必須能力を習得する

プロフェッショナル・ビジネスリーダーコース（PBL）は、プロの経営者・ビジネスリーダーとしての必須能力を、実在するケース企業を題材として、短期集中で鍛え上げるための実践プログラムです。
主に、「不確実性の高い環境において発揮できる決断力と実行力を養う」「経営視点、全体視点で行う意思決定のあり方を短期間で実践的・集中的に習得する」ことをねらいとしています。
各企業から選抜された次期幹部候補生が、当該企業の経営課題を経営者の視点からとらえ、企業成長のために新たな具体的な戦略を策定し、経営トップ（社長）にプレゼンテーションをおこないます。企業経営の最終責任者への戦略提案だからこそ、真剣勝負の場となります。
会場集合直後の受講生は、かなり緊張した面持ちでしたが、名刺交換を機に徐々に打ち解け良い雰囲気になりました。5ヶ月後の最終提言に向けて良いスタートを切れたと思います。

オブザーブ（見学）のご案内

ケース企業を知り、チーム一丸となって研究に取り組む

第1単位では、ケース企業の経営トップから経営者講話として、コマニー社の歴史をはじめ、売上推移、市場環境、企業理念・使命、各種事業等についてお話しいただきました。
また、ケース企業をより理解するために、ケース企業の受講者から事業サービスや業務フロー等について詳細に説明いただくとともに、工場見学もおこない、多方面からケース企業の課題に迫りました。

「長期経営構想の視点（ビジョナリーの役割）」「経緯戦略理論の基本構造」、日本企業が強みを有する製造現場に蓄積されてきた「良い流れづくりのマネジメント」についての講義もおこないました。
様々なインプットをもとに、ケース企業が抱える課題について仮説をたて、各受講者が
研究したいテーマ領域も決定し、今後はチーム単位で活動をおこなっていきます。

参加者の声

• 価値観の異なる社外の方との交流を通して、新たな価値観や考え方を身につけたい。
• 全社的視点を養い、決断と実行の判断を下せるスキルを養いたい。
• 自身の判断軸、事業観、哲学をブラッシュアップしたい。
• 経営層や現場へのヒアリングを通じて仮説検証をおこなう実体験に期待している。
• 経営視点での全体最適思考の在り方や、そこに行きつくためのプロセス構成や判断基準の設定手法などを学びたい。