プロフェッショナル・ビジネスリーダーコース

プロフェッショナル・ビジネスリーダーコース

「プロフェショナル・ビジネスリーダーコース(PBL)」を受講して(受講者の声)エネルギー k様

三つに絞って発表させていただきます。

テーマは学ぶこと、理解すること。
二番、当たり前。三番、結局は人、というテーマでございます。

一つ目の学ぶこと、理解することというところですが、これは講義での学びを通じて、気づいたことなんですけれども、講義に出てくる単語ですとか、考え方の中には今までの経験の中でなんとなく聞いたことがあるものや遭遇したことがあるものが結構多かったのですけれども、それらを経験値として生かせていたのかなというと、答えはノーだったということに気づいた。つまり、理解していなかったんだと自分では気づきました。講義の中で、それを活字として、勉学として表現してもらって、自分の中で理屈として腑におちて、それをさらにケーススタディで確かめ算をしていただいた。それで理解ができたと実感しております。よく知っていても生かせなければ意味がないと言われますが、この理解があって初めて活用できるものだと改めて気づいた次第でございます。

二番、当たり前。次に人の考え方ということなんですが、環境も文化も違う社会の中で成長してきた人ですので、意見が異なるのは当たり前だと。ただ、今までは自分が人のために良かれと思って、この人はこう考えるかなといろいろ推測をしたことで反発を受けることはなかったのですが、今回は癖があったのか、利害関係もあまりない人たちということで、かつみなさんプライドを持ってきている。非常に意見がぶつかった。一致しない。こんなに意見は合わないものなんだなと感じた次第でございます。と言いながら、これはかなりいい経験で、ここにありますとおり、自分の当たり前はチームの当たり前じゃないよと。チームの当たり前と思って作ったプレゼンはローツェさんの当たり前ではなかった。これを気づいたということでございます。気づかずに自分の意見を押し付ける。意外と会社の中でも、散見されることだと思います。それは、私は罪だと思います。そういう人は結果、どうなっているかというと王様みたいになってしまう。そういうふうに自分はならないように、自分で調べて勉強していくことを心がけて、相手の状況、置かれる立場などを十分考慮して人と接して行こうということに気づかせていただきました。

最後でございます。結局は人というところでございます。いろいろケーススタディ、ローツェさんのチームワークを通して、問題を生じる原因も人。解決するのも人。お金を生み出すのも人。先にあるものも人。実行するのも人。全て人だと。その人が組織として集まって会社活動をする中で一つの目的に向かって、結果を出していくためにはどうしたらいいかということをいろいろ考えさせられたいいきっかけではございました。言わずとも、答えは出ております。全てのプロセスに人がいるんだと。それをPBLを通じて教えてもらったのかなと思っております。今回、学びテクニックとして習得したものを自社で実践していくわけですけれども、人の存在を常に意識して、これから生かしていければと思っております。

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修了者からのコメント

JMAマネジメント・インスティチュートの各コースからは、数多くの修了者が輩出されています。
修了者の方々はその後、各社において重責を担うようになり、培った能力をさらに発揮しています。

佐藤 卓爾 氏
佐藤 卓爾 氏
三菱食品株式会社 CSV本部 飲料・酒類グループマネージャー
(2019年度修了)

 コンビニエンス業態向けの酒類カテゴリー営業責任者として、縮小する国内の食品市場の中で、既存の延長ではいつか事業が立ち行かなくなるという課題を抱えていました。 目先の利益を稼ぐために限られたパイプをどうやって競合から勝ち取るのか、また並行して新たな事業領域へどうやって進出するかという事を両立して行う事が重要という認識です。 そのための適切なリソースの配分については大きな課題でした。
 そのため、他業種の方と交流する事による経営戦略の知識取得と経営視点の体得を目的にPBLを受講しました。
 まず、最初は全員で同じ課題に取組むにあたり、全く異なる業界のメンバーが集まったため、着眼点や打ち手に対する考え方が多様であることに驚きました。 私達のチームは既存事業の改善提言をテーマに取り組みましたが、データーが不完全の中でも仮説を組み立てて決めていかねばならない事に直面して、座学主体の詰め込み型の学習では無く、実在する企業への提言研究ならではの気づきを実感しました。
 受講を終えて一番に感じたことは、考え方の引き出しが増えたことです。酒類カテゴリーの責任者でしたが、新たに飲料が加わり飲料・酒類の営業責任者となり、多種多様な人たちとの交流を通じ客観的に物事を俯瞰できるようになっていました。
 これからPBLを受講される方々には、他流試合ならではの学びを通じて、実りある研修にするために、研修中の議論には躊躇せずに飛び込んでほしいと思います。そうする事で自分たちの強み・弱みを客観的に知ることが出来るはずです。

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