修了者からのコメント

JMAマネジメント・インスティチュートの各コースからは、数多くの修了者が輩出されています。
修了者の方々はその後、各社において重責を担うようになり、培った能力をさらに発揮しています。

小泉 光臣氏
事業創造イノベーションコース(旧マーケティング戦略コース 1990年度修了者)
日本たばこ産業株式会社 代表取締役社長
小泉 光臣氏
「切磋琢磨しあえる仲間を持つ場」

私は25年前にマネジメントインスティチュート(JMI)の第1期生として、マーケティング戦略コース(現ビジネス・イノベーションコース)を受講し、多くのことを学び、貴重な経験をしました。 中でも「本質に迫ることの重要性、大切さ」を学ぶことができたことは大きな収穫でした。受講中、異業種の様々な価値観を持った仲間と、お互いのビジネスにおける悩みについて語り合いましたが、 「業界や会社は違っても問題の核心は共通である」ということに気付く事ができました。

以来、日々眼前に現れる現象や課題に対して場当たり的な対処ではなく、「本質」を見据えた解決策や経営戦略を考える癖がつき、ビジネスにおける判断や意思決定の在り所となりました。

この時のメンバーとのネットワークは今でも健在で、お互いに切磋琢磨し合える仲間として、私にとって大きな財産となっています。

これから参加される皆さまにも高い志と大きな夢を持った“次代のリーダー”として、このコース(JMI)を足掛かりに飛躍していただきたいと思います。

野路 國夫氏
部長のためのエグゼクティブ・マネジメントコース(1994年度修了者)
株式会社小松製作所 取締役会長
野路 國夫氏

部長のためのエグゼクティブ・マネジメントコースを受講したのは、1994年に生産管理部長として全社の工場長を束ねる役割を担った時期でした。

コースの受講を通じて、最も印象に残っている事柄は、意見が会社によって異なりがあり、異業種の醍醐味を体感したことです。ちなみに、その時の受講者同期も多くの人が役員となり現役の時はお互い多忙で交流も限定的でしたが、最近になってまた交流を始めました。

これから、JMIコースで経営者を目指される受講の方へ大切にしてほしいことは3つあります。

一つ目は、その場で人脈を作ることを一番大切にしてほしいということ。
二つ目は、色々な意見を持っている人への聴く力を持って欲しいということ。トップになると色々な人の意見を聴かないといけません。多様性を認め謙虚にメンバーの皆さんの声に耳を傾け、なぜなぜを繰り返し本質を聴き分ける力を付けることが大切です。
三つ目は、経営者としての倫理観、価値観をしっかり持つことです。それが無いと社員がついてきません。しかし、このような視点はどのように養われるかが難しいのですが、経営者は持たなければなりません。日ごろから会社はだれのものか、企業の価値観はどう生まれるのか、社員とのコミュニケーションはどうあるべきかを常に考えておかなければなりません。これがトップの役割と思っています。

また、この国を良くしようといったような大きな志を持たないと飛躍にはつながっていきません。そのようなことをしっかり持つと、会社は持続的成長ができるようになります。
社員も迷うことも多々あるはずです。そのときに価値観を社員に伝えておけば社員自ら道筋をつけることができます。これもトップの役割と考えおり、コースの受講を通じて志をしっかり養う機会にして欲しいですね。

宮下 正裕氏
部長のためのエグゼクティブ・マネジメントコース(1996年度修了者)
株式会社竹中工務店 取締役執行役員社長
宮下 正裕氏
「部長のためのエグゼクティブ・マネジメントコースに参加して」

私は、20年前に第7期生(1996年度)として部長のためのエグゼクティブ・マネジメントコースを受講しました。当時を振り返ってまず思い出すのは、約9か月という長期間にわたって真剣に議論をした光景です。当時は特に「経済のグローバル化」が謳われ、「日本の空洞化」が問題視されるなど、現在と同様に、将来の不透明感が強い時代でした。そのような状況で、事業の責任者として第一線で普段はとても忙しいメンバーが、仕事を離れ、長期間膝詰で徹底的に議論を行いました。業種や個人によって時代認識や問題意識は様々です。9ヶ月という長い期間の議論は、当然表面的な内容では収まらず、本質的な議論に及んでいきます。気が付けば、時間を忘れて互いに譲れない激論を戦わせるような場面がよくありました。こうした経験を通じ、一つの事象に対して多様な考え方があることに改めて触れ、多面的で柔軟な物の考え方を深めることができました。

現在もコースコンセプトになっている「世界観・歴史観・人間観」というテーマは、一見経営とは関係のないように思えますが、宇宙や哲学等々さまざまな物事を幅広く知る良い機会になりました。日常業務に追われ、専門分野以外のことをゆっくりと考える時間が少なかった当時の私にとって、とても貴重な時間が持てました。コースの受講を通じて、様々な事柄に興味を持ち、自分の枠から抜け出して広い視野で物事を捉えることができるようになったと思います。

社会全体の価値観や企業に求められるニーズは、時代の流れとともに高度化、複雑化し続けており、また、変化のスピードも速くなっています。これから経営者を目指す人は、「変化に対する敏感な感性」を持つことが重要だと思います。当社においても『伝統と革新』という考えが浸透しています。良いものを守り進化させていくと共に、変化を見極めて自らが積極的に変わっていくことも重要です。

当時のメンバーの方々とは今でも時々集まって、昔のように議論をしながらお酒を酌み交わしています。研鑽し合える多くの仲間と出会えたことは何よりも最大の収穫でした。今振り返っても、本当に思い出深く、有意義な受講コースであったと思います。

西井 孝明氏
事業創造イノベーションコース(旧マーケティング戦略コース 1997年度修了者)
味の素株式会社 代表取締役 取締役社長 最高経営責任者
西井 孝明氏
「一姫二十五太郎」(日本経済新聞:2016年7月13日交遊抄より)

山一証券が経営破綻して廃業した1997年。日本能率協会が開いた異業種交流の研修会で、現在、キリンビバレッジ社長の堀口英樹君と出会った。研修会には電機メーカーや不動産、電力会社など様々な業種から、マーケティング担当者が集まっていた。

9カ月間、勉強会や企業視察などを続けるなかで、2歳年下の堀口君の分析力、指摘の鋭さに舌を巻いた。同じ食品業界から参加していたのは私と堀口君だけで自然と競争心も湧いたが、嫌みな所がなく憎めない人柄に、すぐに打ち解けた。

研修会終了後もメンバーで年に3、4回のペースで同期会を開いている。女性1人、男性25人の集まりで、「一姫二十五太郎会」と名付けた。図らずも、この仲間とは山一証券の破綻から始まる「日本の失われた20年」という時代を共有した。いま、私は社内外のどこに行っても緊張感のある立場だが、このメンバーと会うときだけはリラックスできる。企業名や肩書を超えて話し合える気の置けない仲間だ。

堀口君とは互いに海外赴任しているときも連絡を取り合い、刺激し合ってきた。今でも頻繁にメールでやり取りをするが、やっぱり顔を合わせて話をするのが一番だ。またみんなで集まる日を楽しみにしている。

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