戦略人事プロフェッショナルコース
第1単位開催レポート
開催場所:日本能率協会研修室
将来のCHROを育成する長期プログラム
「戦略人事プロフェッショナルコース」は経営のパートナーとして組織・人材づくりをリードする『人事プロ』、将来のCHRO育成を目的に、経営環境や社会・働き方の変化を踏まえながら、中長期的な経営戦略、価値創出を実現するための人事戦略と統合的なソリューションを構想し、組織・人材づくりをリードする人事プロフェッショナルを育成するプログラムとなっています。
まずは「企業競争力」への理解を深める
第1単位は、メインファシリテーターの守島教授による基調講義、一橋大学大学院の藤原教授によるゲスト講演、CHRO経験者のアドバイザーからの事前課題に対するコメント等を通じて、戦略人事の前提となる「企業競争力」への理解を深めることに主眼を置いて、プログラムを実施いたしました。
事前課題の発表では、お互いに率直な感想・コメントを投げかけ合う様子が見られ、また、初日の懇親会でも活発な交流が行われ、コースの開講に当たり、良い関係性を築くこともできました。
参加者の声
- 戦略人事に対する基礎知識の習得。人事には人材開発だけでなく、組織開発も重要であることを認識した。また、事業戦略の策定方法に対する知識も習得でき、個人研究の改善に活かしていきたい。自社のありたい姿を描くとともに、改めて自社の強みについてもしっかり考えたい。
- 事前課題のフィードバックにて、アドバイザーからコメントを頂いた自社の企業文化・組織文化について、人事戦略策定時に深く考えなかった点を反省。今後の講義を通して、視座を高めていきたいと感じた。
- まずは各社第一線で活躍されている方が集まっており、発言、コメントの鋭さが非常に刺激的でした。また、個人的な立場で言えば、HRBPとしての業務の中で経営戦略と人事戦略については日ごろ意識しているつもりでしたが、個人研究の発表に対して「10年後はあなた達の時代である」、「志が足りない」というアドバイザーからのコメントが非常に刺さり、表面的な理解・取り組みへの反省となりました。
- 日頃業務を推進する中で漠然と感じていた自身の人事業務のあり方やもやもやなどを守島教授のお話を聞いて、学術的に頭の整理ができたことがよかったです。感覚だけではなく後進に説明するためにも理論も学ぶべきだと痛感しました。